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株式投資:今週の参考銘柄(9月6日)

今週の見方からの参考銘柄です。

6489前澤工業は水関連。大雨の時の水道のマンホールが跳ね上がっているとか、災害関連のようで実は狙いは水道の民営化で、震災に強い水道管など急ぐ工事が目白押し。そうした多くの経費を民間に任せて、民営化を進めようという物。地方など難しいでしょうが、大阪などややこしい地域も方向がまとまって来ています。

4755楽天は負け組の一角。しかし、先週末からの動きは大きな変化で、特に特損を出し、三木谷氏が引責となった日に株価は落ち着いていました。空売りの多さから多分インサイドな売りが多かったんでしょうが、その事から悪材料出尽くしになった気がします。市場の対角の一角。

4425KUDANは普通この地合いでは買い難いところ。しかし、自分の考えが甘く思慮に欠けていて、一転強くなったときは、同社のように実力がありながら、ファイナンスによる需給関係で大きく落ちたものが期待できます。マザーズ指数に影響があり、市場では今までとは違う物が物色されるときに急に投資対象になる事があります。打診して全体見ながら考えるタイプ。

6584三桜工業は過去から決算に弱く、突然の減益や事故などが多く、アナリスト間では人気は良くはないです。しかし、決算は生産停止などが新型コロナからきつく良くはないのですが、後半は中国向けや北米が持ち直す公算から増益に変化。いわゆる、売り上げがついてくるイメージで、評価を変えて良いと思います。


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今週の見方(9月6日)

今週の見方(9月6日)

菅官房長官は自民党内では無派閥で(派閥横断的な菅グループのとりまとめ役の1人だった河井克行元法務相は逮捕された)、政治家同士のつながりより、霞が関各省幹部人事を握る内閣人事局を通して官僚とのつながりに強みを持つと言われています。安倍政権下で菅氏を取り巻いた主な経済官僚の人間関係につい て、各種報道から考えてみました。

安倍首相の政治は財政出動の観点から見たら、「財務省」とやや距離を置くタイプだったとの印象があります。それは経済成長重視の観点から対角にある「経済産業省」を重宝したという事になります。元々は、緊縮型である旧福田派ですが、景気拡大型で政治をして来たという事でしょう。特に経産省出身の今井尚哉首相首席秘書官兼補佐官は最側近。政権発足当初からアベノミクスの影の発案・推進役だったと記憶しています。

官邸内での主導権争いで「官房長官」と「首席秘書官」という立場は常に緊張関係にあります。内閣重視と官庁重視の差があるのですから当然でしょう。菅氏は今井氏に対抗するため、以前自らの秘書官を務めた財務省の矢野康治大臣官房長を政権内に呼び込むケースが多かったのは知識を補うためでしょうね。矢野氏は年上、格上の今井氏に対して、遠慮なく意見できる性格らしく、菅氏の頼もしい味方でした。多分、今後は重要視してくるでしょう。

この7月の財務省人事で、主税畑(No.2の国税庁長官コース)だった矢野氏は異例の主計局長(No.1の事務次官待ちのポスト)に栄転しています(一橋大経済卒)。官僚の幹部人事を握る菅氏の論功行賞と言わましたが、実はこの辺りから閣内は動き始めていたのかもしれないです。この矢野さんという方は聞くところによると「財政再建型」であり、今の安倍首相の考え方とは異なるタイプだと自分は思います。

一方、この7月の人事で財務省事務方トップの事務次官に昇格した前主計局長の太田充氏は安倍首相に全面協力し、今井氏とその後輩の新原浩朗経済産業政策局長(夫人は菊池桃子さん)とともに新型コロナウイルス対策の超大型補正予算をまとめた人です(太田氏は消費減税を阻止するため、あえて巨額の財政出動を容認。つまり、財政支出から財政欠乏になり、消費税低下を不可能にした)。この結果、太田氏と財政再建派の矢野氏の上下関係も微妙と考えることはおかしくはないでしょう。

以上の経緯から、菅氏は今後、矢野氏を影の経済・財政ブレーンに起用する可能性が高いと思われます。また、自民党総裁選で争った財政再建派の岸田文雄自民党政調会長を挙党体制として財務相(岸田氏は財政に関しては得意分野ではないと思われるために、官僚の意見が通りやすいと思う)などの要職に取り込む可能性を考えれば、当面は安倍継承政治としても、経済が普通に動き出すと、政策は「緊縮型」となる可能性が高いと思うのは当然です。

その場合、布石として今後、アベノミクスの財政出動にややブレーキがかかる可能性が大きいです。菅氏の最側近は国土交通省出身の和泉洋人首相補佐官。厚生労働省女性技官とのスキャンダル疑惑などで今井氏と疎遠であったんですが、菅氏の新型コロナ対策(医療体制)を全面サポートされています。この辺りをいかに使ってくるのかという部分に注意しましょう。

外交面では外務省ルートではなく総裁選で協力を得た二階俊博自民党幹事長ルートで安倍首相より対中関係にやや比重を置く可能性が無いとは言えないです。首相になるために一番嫌う派閥政治に対して抵抗できないのと、今後起こる「ポスト菅」という派閥の争いを考えたら、勢力を保ちたい二階氏が圧迫をかける行為は当たり前だと思います。

その場合、トランプ大統領の対応が注目されます。 意外に菅氏はそういう面はそつがなく、誠実な対応を行うだろうが、トランプ氏の非常識な圧迫は同氏の頑固な性格と几帳面な部分からこなせるとは思い難いです。頑固さが裏目に出る可能性も高いと危惧しています。とにかく、強い市場ならば良いが、弱い市場になった時は、それらの動きをナーバスに反映してくると思います。

地合いは悪くはない。NY株式のグロース投資が一巡して確認に入っただけで、日本株に過熱感が無く、安倍退陣、NY大幅下落でも「下がれば買い」というスタンスが強いです。しかし、NYでも割安であるバリュー型であるから、今まで悪いが良くなるという物、伸びるというのは加味しますが、「過去から良いと判断された物が下がった時に」押し目買いは手控えます。高配当や好業績が見込める下がっていた弱い株、目先で買って駄目なものは駄目と判断して、自分は中立的な投資に変えていきます。

後は、源太カレンダー通りの日程で組み上げるという事でしょう。下がったら意外に深い可能性もという気がします。ここは運用者日程が大事です。


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株式投資:今週の参考銘柄(9月6日)
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