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今週の見方(6月30日)

今週の見方(6月30日)

<今週の焦点>
日経平均は先週押し下げられた日足の一目均衡表の「雲」を上回ることができるか。というのがテクニカル的な見方としたら、経済的には7月1日に発表される日本の日銀短観、米国のISM指数、中国の財新・PMIがあります。それに対して市場がどう対応するのかという事です。そして、その後のイベントとしたら、日本株と参議院選挙、衆議院選挙の関係。米中問題が上手く行ったと見て買いに行く人は多いですが、仮にここで上がったら一定のゴールで、ここから先は次の考え方をしなければなりません。

大きな意味では、将来の資産形成のため長期継続投資の好機かどうかの判断がここでは重要です。そう感じるならば、大相場で儲けるチャンスは目先投げや下げを無視して持続となります。一気にたくさん書きましたが、時間的に非常に集約してしまう割りには難しい作業。ここで判断を間違えると先週行われた複雑なクロスなどの需給状態から、大きな失敗に陥りやすいから気をつけてください。

<先週までのまとめ>
先週の日経平均は、週末に開催される米中首脳会談と四半期末・半期末を前に小口売りに押されて下げた後に戻したと自分は考えています。多くの悲観や楽観の持論を行っていましたが、大きな流れは決算に絡む需給だったというのは多くの方は気が付いています。そこを気が付かない人が精神論的な弱気を罵倒したりします。投げた方の方がよほど立派に読んでいます。

だけど、運用として見たら指摘して来たように、ここまで運用者のアンダーパフォームが増えたら、売りようがなく、外資もここからは純カラなので、悲観者が言うような陰転は無いです。ラジオの相方も16000円の可能性は話しながら、下がる可能性の高さも指摘し「日経平均は新値取る可能性」と話していました。売っている方の「手」が合わなくなって来ています。

テクニカル的に日足の一目均衡表の抵抗帯の「雲」に押し下げられたが、転換線を大きく下回らず下値の堅さを確認したと見ています。今週は「雲」の中に潜り込み、近いうちに「雲」を上回って強気シグナルが点灯するだろうと考えます。

<先週末の米中首脳会談>
先週末に開催された米中首脳会談の結果は市場の予想通りで、月曜は安心買いが入ると思われます。両首脳ともこれまでのような追加関税の発動合戦は政治的、経済的に得にならないことを認識しているとみられ、会談では第四次の課税発動を棚上げし、貿易協議継続で合意しましたからね。市場が期待していると言った方が適切かと思いますが、ここで上がったとして、維持できるのか否かと言ったところである。4月まで楽観ムードが漂った反動が5月の相場急落につながった二の舞は避けられましたました。

<今週の注目点は7月1日に発表される日米中の重要な景気指標>
(1)日本では6月調査の日銀短観が発表されます。
大企業・製造業の業 況判断DIは3月の+12の後、6月は+9、9月は+7と低下傾向が続く見込みです。一方、大企業・非製造業の業況判断DIは3月の+21の後、6月は+20、9月は+19と低下傾向が続くものの高水準を維持する見込み。前回4月1日に発表された3月調査の日銀短観では製造業のDIの急低下に反応して4月相場は上値が重くなり、5月相場は急反落しました。

製造業のDIは中国景気減速と円高に見舞われた2016年とほぼ同水準まで低下する見込み 。当時のように相場は悪材料出尽くしにできるか注目出来るでしょう。ここが米中問題が評価できるかどうかの鍵になります。ボトムと取れば、何が出ても株は上がります。

(2)米国では6月のISM製造業景況感指数が発表されます。
5月は52.1と好不況の境目である50に接近しました。先に発表された6月のニューヨーク連銀製造業景況指数が境目のゼロを一気に下回ったので、6月のISM指数も50を下回らないか注意したいですが、だから金利下がるという口実になるんで、地合いそのものの考え方に向かうはずなんです。

(3)中国では 6月の財新・製造業購買担当者景気指数(PMI)が発表される。
5月は50.2と意外にも4月から横ばいとなり、好不況の境目である50を死守した状況。6月のPMIが50を下回らないか注意なのですが、日本企業の時に書いた「米中合意」の意味はでかいです。

<選挙>
先週、安倍首相は7月21日に参議院選挙を実施することを決めました。国政選挙(参院選、衆院選)と相場の関係は、時の首相が衆院選と比べて参院選をあまり重視しなかったのか『参院選に向けて下落→(与党の議席が減少)→参院選後は次の衆院選に向けて反発→衆院選後は次の参院選に向けて再び下落』するパターンが多いと某証券の調べにありました 。今回も参院選に向けて下落するパターンになっているんですが、元々が安いから上がった後に一進一退が想定できます。という事は、指数上がった後に物色対象が変わるとなります。

【今後の見通し】
今回の米中合意は読み筋かどうかで、殆どの強気筋の言った通りです。だとしたら、米国の金利低下は足踏みになるし、世界的に鈍くなります。でも、G20サミットで世界景気を話したから、そこの綱引きになります。だから、為替は円安に向かい、織り込んだ株式はSQ辺りから調整の可能性がある時に、動きの悪かった内需型に「比較論」から買いが入りやすい。低金利は新興国が有利になるから、同じように、一年下がった【新興株】が有利になると思います。
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