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今週の見方(11月3日)

今週の見方(11月3日)

先週の日経平均は23000円台に乗せた後、伸び悩み。10月31日の米国市場で米中貿易摩擦への懸念が再燃してシカゴの先物は一時22600円台に反落しました。今週の日経平均はテクニカル的に日足の一目均衡表の転換線付近を下値抵抗ラインとして、上値が可能かどうかを試す週になると考えています。

先週は23000円が重石になりましたが、23000円台は重要な価格帯ではないと考えています。昨年10月2日に24400円台の高値をつけた後、わずか6営業日で22400円台まで急落したのですから、戻り待ちの売り圧力が弱い「真空地帯」に入っていると考えています。逆に言えば、実力が無いとここから上を買う投資家も存在しないのですから、そこを考えて行くべきです。

他にも強気の人の話しを書くと、
―蟻の一目均衡表の抵抗帯の「雲」の上に位置している
◆屮瀬屮襯椒肇燹廚猟貽れ反騰パターンが完成した
など言われています。

中長期の強気シグナルが点灯しての躊躇は「何か市場に問題がある」か、「短期的な急騰から一時的な休養」かを確認したいという事です。一般的には決算発表の精査という事になるので、今週は非常に重要な週になります。

そこがソニーやNECの動きで、出鼻くじかれた感じはあります。ソニーは確かに上がりましたが、市場をけん引するような「スター」にはならず、普通の好業績反応のみで、翌日の週末は伸び悩む状況。NECはあれだけの数字を出しながら、新しい懸念の「可能性」という事から急落。通常ならば翌日反発ですが、それも演じられなかったという事は何を意味しているのか?

この市場は全体観において「好業績買い」が進み、それは決算発表で次の絵が見えない状態。長く上がった一巡感がその展開を待つ動きになってしまい、そこの気持ちが「材料志向」に変化して行ったと考えられます。そして悪い決算物は、今後正常になるという期待で株価は下がらない現象。株価が上がって来ていたために、「確認の売り」が入る状況に変化してきたと思います。ただ、全体を見るのに、短期的な自律調整を終えた後、再び「真空地帯」を駆け上がる可能性は十分にあると見ています。

先週で日本企業の2019年4〜9月期の決算発表が峠を越えた。今期の業績予想を下方修正した中国関連企業が目立った一方で、当初の慎重な業績予想を見直して上方修正した企業も多く、決算発表が峠を越えた後も日経平均採用銘柄の今期の1株当たり予想純利益は1700円台後半を維持したままです。

この利益水準に見合う日経平均の適正水準は23000円台後半。日経平均には引き続き適正水準に引き寄せられる力が働くと考えられます。日経平均の予想PERは昨年12月25日の10.71倍から先週は13倍近くまで上昇し、割安感はなくなったとの指摘も多いですが、予想PERは昨年10月までは13倍から16倍のレンジ内で推移していたので、現在はレンジの下限に戻っただけで、考え方一つじゃないの?と思います。

今週は「こうした市場で経済が次の段階に向かう」と思うか、トヨタなどの普通の決算で、技術的に将来性求められるところや災害対策型内需技術企業など、昨年から投資対象外だったものへの投資にとどまるかを見ます。『シクリカルバリュー株』というんですかね?


つづく、
株式投資:今週の参考銘柄(11月3日)

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