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今週の見方(3月1日)

今週の見方(3月1日)

先週の米国市場ではナスダック総合指数とは対照的に、ダウ工業株30種平均の下げ幅の大きさが目立ちました。ダウ平均には中国関連銘柄も多いですから、新型肺炎が拡大するなか2月まで大幅上昇していただけに、その反動が一気に出た格好。一方、上海総合指数は昨年から米中貿易摩擦で全く上昇していなかったところに新型肺炎が発生、1月の春節の休み明け直後に急落したものの、新型肺炎の封じ込めと政策期待で先週にかけて戻していたと思うんです。上海市場は海外の投機筋から仕掛け的な先物売りを浴びない「隔離市場」でもあることも難を逃れた一因だと思います。

結局、週末のガラを引き起こしたのは執拗な外資系の売りで、クレディスイスは1万枚を越す空売りを仕掛け、ついに連敗を止めた。そこにGSやJPなどが便乗していたために、実際の患者数に比べて問題が大きく宣伝されたという気がします。

先週の日経平均は急落。ダウ平均に比べて2月までの上昇幅が小さかった分、印象として下げ幅もやや小さかったが、日本株の下落は被害に比べて軽く見過ぎかもしれません。しかし、実際に週末も自然反発をし始めていたし、駄目を押したのは、慌てた政府がマスクも付けないで、マスクやうがいを要求したわりに政府関係者がマスクをしていないという、政府関係者個々に問題意識が無い人の「問題化」から慌てぶりが見えたという事。結局、五輪が大事でその為の「躊躇せず行う」だったのでしょう。

特に「直轄工事の一時休止提案」は、三月末に集中して支払われる為に、官公庁からの状況も変わるし、支払いが完成工事型の場合は来期後半までずれ込むケースも想像できてしまった。「経済を止めるのか!」の機運が市場全体に蔓延し運用者の気力が消え、個人投資家の投げを生んだ「ガラ」が出来てしまった感じです。さすがにそこは買い向かうという事から出来高が上昇しました。

空売り推奨も説得力があり、ユーチューバーの売り屋の存在が目立ったと思いますね。4分6で質問も「売りたい」が多い状況になっています。先への不安と読めない企業収益がありますし、実際、米国で死亡者も出て来ましたから。

話が外れてしまったんですが、言いたかったのは、「ダウ平均、上海総合指数、日経平均と三者三様の動き」は新型肺炎の織り込みが順次進展していると感じる事が出来るんです。経験上、各市場の本質的な事情が違う時に、影響から全部下がっているようで、本質的な強さや売り過ぎから自然の相場が変わってくる傾向があります。上海総合指数の動きが日経平均の本格反転に結び付く可能性があるという事は過去にもありましたよね。

週末は市場が冷静な目を失った「ガラ」の症状だと思うので、筆者はここは強気を通す方針です。但し、業績下押しや上がる企業は選ばれるという気がするんです。ましてや、ISMや雇用統計の出る週だけに反応が判らず、一方通行も出来ないでしょう。米国での感染者の推移も影響があるかもしれません。だから、グロースらしい「確認しながらの強気」という解釈ですが。

日本の企業業績は昨年10−12月期の回復感が乏しいなか、新型肺炎の影響は1−3月期に大きく現れると考えられますよね。さらに新年度の会社計画も保守的な見通しとなる可能性が高いでしょう。こうした不透明な局面での個別銘柄の投資戦略としては、
/祁診抉蠅侶找が続く間は現在株価が評価されている銘柄に追随する
⊃祁診抉蠅僚息後をにらんで上昇が期待される銘柄を押し目買いする
などが考えられます。そうした自分の投資方針を固めておくべき。下がると思うならばそういう風な組み立てをするとか。この場面は半端は命取りになります。


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株式投資:今週の参考銘柄(3月1日)
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