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今週の見方(6月21日)

今週の見方(6月21日)

『7月号』公開スタート
6月後半〜7月の源太カレンダー解説動画

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先週の日経平均は21500円台まで続落した後、急反発し、一時22600円台を回復した。情報サイト「株探」では「ロデオ相場」と上手く表現していた。ただ、相場格言にある「押し目待ちに押し目なし」 の後の「初押しは買い」の展開になっていたと筆者は考えていた。

一般的には、テクニカル的に日足の一目均衡表の基準線に支えられ反発した形で、市場の大きな流れは壊れていないという判断が多い。22600円台に乗せた後に転換線に足を引っ張られたが、これを振り切ったので9日につけた23100円台の戻り高値を更新する態勢が整ったという見方をしている。

多くの解説者が「市場の多くは弱気をしている」というほど弱気はすでになく、アピールするために「仮想敵」を作りながら会話をする。故に、先週の頭の下落などは違和感あったと思うのだが、実際の現場では多くの運用者は既にワンラウンドが終わり、方向を見定める状況。

解説者が「他は弱気ですが私は強気」というニュアンスを強調しているが、狙った株式は違う理由で上がった物が多く、また、その強気は個別銘柄に注がれているだけで、全体論は市場に合わせた論調だけに安定感はない。

筆者が気を付けたいのは「今」は大丈夫だと思うが、景気のリバウンドで悪いことは目をつむるのは良いとしても、少し進んだ7月の段階に入って来た時に、回復の力が弱いか強いか考えて行くべきだと思う。少し気になる部分が出始めた。

株式は政府の支給した資金が浸透し始め、日銀の当座預金残高は再び増加傾向で、先の上昇時と同じような資金環境になって来た。手口面からは、売りは野村証券の先物だからWインバースなどの市場に備えるタイプの残高が高くなったのだと思うし、個人が云々よりも機関投資家の売りつなぎの一種と見ている。

一方、買い方は日経平均がクレディ・スイス、TOPIXがゴールドマンサックスで、共にSQが終わって9月物になって買い始めた。一時に比べてまだ僅かではあるが、今の市場を支えている一つの理由になっている。これから彼らの動きが方向を決めると思う。

今週、市場の方向を断定的に書かずに基本で留めているのは、その後の危険性を考える事や、売り方と買い方の存在が確認できるからその報告。但し、売り方は「下がれば買い戻す」というスタイルで「買いたい弱気」。下値は堅いという判断。しかし、買い方はこれから何かが良化しないと、今、強引に短期で株価が上げれば、二次感染の拡大、四半期決算などのハードルが高い「回復を織り込んだ市場」に入ってしまうかもしれない。

そうなると腕力で上げても再度下を確認する「調整」という流れが出来てしまう。ポジションは引き締めたままとなるから。


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株式投資:今週の参考銘柄(6月21日)
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