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今週の見方(6月28日)

今週の見方(6月28日)

先週末にテキサス州など再規制が引かれた。米南西部州で新型コロナウイルスの感染者数が急増し、ニューヨーク州など北東部州が南西部州からの訪問者に対し、2週間の自主隔離を要請したことからコロナ第2波への警戒感が強まった。これを受けて24日、26日の米国株は急落。特にナスダックは直近まで過去最高値を更新していただけに、多少の反落はやむをえなかったと言えるが十分注意が必要である。

ただ、経済の中心地であるニューヨーク州ではクオモ知事の手腕もあって、感染者数の増加が押さえられ、米国株が反騰する一因になっている。少し焦ったテキサス州やフロリダ州は大統領選挙も睨んで緩和が早過ぎたと思われる。この辺りで票が取れないことが決定的になった今、トランプ再選は非常に微妙と言って良いだろう。

そもそも、今週は今年の上半期末と下半期入りを迎えるため、年金などから調整の売りが出やすく、感染第2波を理由にされる雰囲気がある。ニューヨーク州の状況が今後のカギを握るだろう。

先週は東京都内でも新型コロナの新規感染者数がやや増加。ただ、積極的な検査が感染者数増加の一因であったり、感染経路が特定されやすくなっていること、最近の感染者の特性から死亡に至るリスクが小さくなっている事から、数字ほど悲観は多くはない。

日経平均は今月9日に23100円台の戻り高値をつけた後から調整を続けている。しかし、先週話したように、巨額の財政マネーと緩和マネーに支えられているし、運用上の選択から、機関投資家の押し目買い意欲は強い。そうした中に、先物を空売りした向きの買い戻し意欲は強い。通常の状況ならば、23100円に再び挑戦して来ると思う。ただ、あまりにも雑な米国の状況は景気の反発が過度に期待されている分、遅れるようだと問題が起きやすくなる。これが七月相場を見る基準だと考える。

市場では「今の株価は超割高で上値余地は乏しく、下落リスクが大きい」と言われている。しかし、自分の経験則では、弱気派の「正論」は増殖するマネーの前では無力化しやすく、それは昭和バブルで感じ、直近でもアベノミクス市場で経験している。暫くは、そのマネーという物に動きを任せて、我々は好決算になる可能性の高い物を選択しながら行く方が良く、不慮にも備えて何が問題なのかを把握しながら進むべきだろう。

間違ってはいけないのは、結果的には感染者数の増減で動くのが正しいとしても、前回と違って今回は「経済の立ち遅れ」が問題。患者数は増えても今現在出ている数字は健常者が多く、経済活動が阻害されるまでには至っていない。東京で増えても今までのような対応が判らないという物ではないから、基本的には株式は弱気はしないつもり。

ただただ、NYの状況において死者が増加するようなパターンだと危ない。そして経済数字はここから伸び悩むだけに、銘柄選択はこの時間で業績数字が上がった物か、力任せの企業に投資ということになる。下がった株式の選択がポイントだろう。

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株式投資:今週の参考銘柄(6月28日)
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