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今週の見方(7月5日)

今週の見方(7月5日)

先週の米国株は上昇した。1日に発表されたISM製造業景況感指数や2日に発表された雇用統計など6月の米国の各種景気指標が軒並み大幅に改善したことを好感した。しかし、米南西部州で新型コロナウイルスの感染第2波が起こり、オールドエコノミー中心のダウ工業株30種平均の足を引っ張っている。しかし、経済の中心地であるニューヨーク州では感染の拡大が抑制されているほか、第1波と違って若者の感染が多く、医療体制の立て直しもあって死亡者の増加ペースが抑制されている。

これによって3月の第1波のような死への恐怖を伴ったパニック売りは抑制され、むしろ「ウィズコロナ」で強みを発揮するナスダック総合株価指数の押し上げにつながっている。この動きが先週末に向かって日本株も顕著になった事から、市場は物色的に強く変化し始めた。いわゆる、ベクトルが一致し始めたと考えてよい。

ただ、世界的に見るとどう考えても「第二波」だけではない国々もあるから油断できない。日本国は以前記述した「香港風邪」のパターンだから、7月は早いように感じても読み筋で、ここからもう少し数字は積み上がると考える。ただ、死者数は東京では増えていない。

中南米の対応のお粗末さは米国のテキサス州も含めて、死者は世界的には増えている。この引っ張りに各国の財政支出と米国の好調な経済。がっぷり四つだと筆者は思う。ただ、そこで経験則であるが、運用はしなくてはならない、下がるかどうか判らない、資金は相当ある、行動ファイナンス上ここまで多くが売りのスタイルを取った場合は殆どの確立で一時的に上に向かう。

米国選挙でトランプ氏と同じように対抗者も中国批判する中、本当に決裂したら同点である分、経済の鈍化がマイナスに作用する。多くの対中法案が時間的な制約を付けているのがその証拠だと思う。

そうした強気の中で気をつけなくてはならない。コロナの拡大でその想定の範囲内かどうか、そして、米国の経済数値が急速に上がっているが、このまま患者が増えたり、経済が止まると行き過ぎている分、7月は伸び悩む気がする。東京都にしても各国は財源は底をついており、次の手が打てない状況で、選挙のための「綱渡りの政治」はここで一時的に上昇しても難しいという考えに達する。

従って、大きな先は上がっても現在は肯定し難い。しかし、需給問題から買いはあるので、何が買えるのかを問答して「絞り込んだ」強気になって来る。好業績の可能性、ニューノーマル、経営の変化、この三点から銘柄を当分選んでいく方が無難という考え方になる。

バリュー株が非常に安いのはGSがTOPIX先物を買いに来なくなり、NT倍率が異常になって来ている。だから狙い目になるのだが、タイミングは市場の安全性だから、先週はJフロントなど悪い決算の企業が大きく売られ、改めて業績の評価という感じであった。という事は、今週も決算発表が多いが、そうした時に悪い数字に負けない株価になる様だったら割安株の出番だと思う。

それぞれ考え方はあろうが、運用期間、タイミング、材料の選別、遊び、ギャンブルなど自分で意味を考えながら組み立てる必要がある。


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株式投資:今週の参考銘柄(7月5日)

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