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今週の見方(10月18日)

今週の見方(10月18日)

新型コロナについて行き過ぎた心配
新型コロナの重症化は少ないが、急拡大が続く欧州。報道ではベルギーの飲食店の全面営業禁止など行われているが、基本的にはEU全体的には重症化が少ないから少し軽視しているような気がする。それは政府やマスコミとは違う現場としたらの話ではあるが、日本のように、手洗いを徹底し、くしゃみ一つで市民がナーバスになるような恐怖感から来るほどの徹底は無い様子。

しかし、日本もPCR検査件数が横ばいで増加が無い割には、日本での感染者数が減らない。つまり、株式のチャートでいう二番底がどうしても前回の高値割れから下がらないのであり、この状況で冬場を迎えたら、現在、細菌検査数が少ないが異常乾燥から増加することが可能性として考えられる。この事には十分注意が必要。次に日本が増加に向かうと1日700人から1000人クラスの感染者に膨れ上がる可能性があり、仮にそうなったら、日本はナーバスだから政府批判や他人への中傷、ヒステリックなど始まって、自滅する可能性が高い。数字の変化は注意が必要。特に重傷者が増えたら経済に関わってくる。

市場の見方
今回、バイデン氏の財政出動に期待はあるものの、前回の選挙後の記憶が残っているので予断を持たず、足元の状況をよく確かめながら機動的に対応したい。米国民はトランプ大統領の登場によって富の格差や人種問題で分断の危機にある。1981年にレーガン元大統領は国際競争力低下と賃金インフレの元凶だった労働組合潰しを行うと同時に、減税と規制緩和で企業活動を活性化させた。以後、共和・民主両党の大統領も基本路線を踏襲、米国株は現在に至る長期上昇軌道に乗った。

だが、レーガン以前は労組の存在で分断に近い状況から米国株はもみ合いが長期化、もみ合う中で大統領選が方向転換のきっかけになるケースが多かった。今回、バイデン氏が当選した場合、強い指導力で長期上昇波動を維持できるのかは疑問視されている。

そうした危険性に対しての警戒をいかにも理論的風に話しをする「ネットスピーカー」は多い。しかし、今になっての聞きかじりだけに、先日までの強気と矛盾が生じ、師事していた投資家は「いまさら」と思いながら、困惑と下がって来た時に恐怖でつい投げてしまう傾向が週末は出てきた。

本当に現在の市場がそうした発想で動いているのかが疑問である。過剰流動性というか、世界的にマネーサプライの積み上がりからくる「金融相場」は、買い一巡から少し次の段階を待っているのであり、大統領選挙で両党が「飲めない宣伝の応酬」で、そういう話にまだ振り回されているのだろうか。

その辺りの材料では日本の市場は動かないと思う。まず、飽きた。ネットスピーカーは、先週半ばまでDX関連を中心にPERの非常に高いものを推奨していた。要するに、米国のロビンフッターに代表されるような「金余りの素人相場」にシカゴ投機筋が売りに回ったように、買い過ぎだとプロの運用者は感じていたのだ。筆者も基本的には中立でポジションを減らすように話ていた。先買いは良いが、一部銘柄が相当早く上がってしまい、そこまで上がるには「グロース株は何度も確認をする」という基礎が出てきて当然であろう。その「確認」時間を「弱気」と勘違いして、売り方の理論と現実の買い過ぎた矛盾から、売らなくても良いものを売却していったのが週末だと思う。

従って、S&P500のWトップ的な動きを考えての説明もあるが、シカゴ投機筋は8月にも登場した「クジラ」の存在から、行き過ぎた買いに対しての売りが前回成功しており、その行き過ぎを売ったのであり、「過剰流動性」は理解している。米国大統領選挙の前後の想像に不安定感が丁度マッチした恰好。

実は、日本株が強かったのは、そういう神経質な判り難い動きを避けるために、菅首相関連「DX」だったと思う。ただ、先週前半はその投資すら短期売買からくる「金余り」で、行き過ぎていたと感じた。その反省だろう。

そうした時に米国では少し保守的な銘柄が堅調。日本株も週末にオールドファッション株がファーストリテーリングの陰に隠れて堅調。バブルのスタートでも良く有ったが、循環相場で「バイデン相場」まで買ってしまった今は、買う材料が市場にはない。業績確認と景気の確認、業績は中間決算、景気は大統領選挙次第、つまり、待ちの時間だった。下がったことに対するリバウンドや材料が出た物への投資しか難しかったのだろう。しかし、運用は続行されるからバリュー系に目が行ったという事だろう。

先では米国大統領選挙、目先でも中間決算などが過ぎない限りは、下がったから買うという事情しかないと思う。それがここ最近の「閑散相場」で、それに対しては再三注意して来た。今更、ここで弱気されても困ってしまう。むしろ過剰流動性相場であるから、この下落は好業績や高い好業績は狙ってみたいと思う。

その為に枠は空けてきたのだから中立の中の短期強気の行動をする。ただし、本格的には得意の11月後半まで資金は温存型で短期勝負で投資し、悪材料時は再び矛を収める感じの商い。選挙やチャート、クジラの買いなどに惑わされて、今の投資家は少し冷静さを失っている気がする。


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株式投資:今週の参考銘柄(10月18日)
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